日大タックル問題
こんにちは。2018年は【日大タックル問題】が話題になりましたよね。先日、以下のような記事を見つけました。
日大は全体的に出願が減少、危機管理学部は激減
うーん、なるほど…。でも、まだ出願締切日でないのですから、当たり前のことであり、どこの大学においてもこんな感じであるはずです。- 1/17現在、夜間を除く全体の志願者数は3万6312人で、昨年の最終志願者数11万4316人の32%にとどまる
- 特に、危機管理学部は志願者数が327人と昨年の最終数1877人の17%と全学部の中で最も割合が低い
そこで、当サイトでは、今現在(1月22日)出願の終了した「センター試験方式(C方式)」のデータを用いて、より確かな数値を求めてしまおうというわけです。
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日大C方式とは…?
日本大学において、C方式とは何か述べていきます。C方式とは、「大学入試センター試験を利用した試験」です。大学入試センター試験の得点のみを利用して合否判定をしてしまおう!ということです。
すべり止めの人がよくセンター利用で合格を得ようとする印象があります。
ほとんどの学部でC方式は【2019/1/19】が出願〆切であるので、早速データを取って数値を眺めてみることにしましょう。
データ収集の前に
データ収集に際し、いくつか条件を設定しましょう。- 昼間部かつ大学のみとする
- 1月21日現在で出願〆切となっていない以下学部のデータは収集しない
- 芸術学部
- 危機管理学部
- スポーツ科学部
- 医学部
- 歯学部
- 生物資源科学部
- 増減率は次式で求める
- {(今年度ー昨年度)/昨年度}×100
データ収集
各学部のデータを収集した結果、次の表のようになりました。数値をもしかしたら打ち間違えているかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
表1 昨年度・今年度の各学部の出願者数と増減
昨年度と今年度の出願者数を折れ線グラフにしてみました。
図1 昨年度と今年度の出願者数
最後に、出願者数の増減率順に並べ替えてみました。
表2 出願者数の増減率順
検証結果
- 商学部以外の全学部で出願者数の減少がみられた
- 平均 -27% 減少
- 何故、商学部は出願者数が増えたのだろうか…?
- 文系人気というやつなのだろうか
- 特に【経済学部 第1期:3教科型】は半分以上減少した
- しかし、これは日大を目指してきた受験生にとってチャンスである
- "ピンチをチャンスに変えろ"…まさにこのことなのでは
- ちなみに、センター試験志願者数は576,830人(昨年-5,841人)ということなので、1%減少である
なお、管理人は統計の専門家でもないので、もっと知りたい!気になる!という方は、自分でいろいろ調査・分析してみてください。
データ引用元:平成31(2019)年度一般入学試験志願者数(速報)2019年1月21日現在